昭和レトロカー万博が11月17日に大阪南港で開催

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マニアなカーオーディオ好きといったら、なんといっても11月10日に大阪南港ATCで行われる「まいど大阪 秋の車音祭」でしょうが、その翌週の11月17日に行われる「昭和レトロカー万博2019」も、昭和生まれのクルマ好きなら注目です。

このイベントには、200台もの選び抜かれた希少なレトロカーを展示。たとえば世界で1台だけの試作車、トムス エンジェルとか、日本で初めて軽自動車企画の四輪車を製造したオートサンダル社の車両(2台)だとか、ホンダS600をベースにしたカロッツェリア・ワタナベデザイン製のグリフォンだとか廃路線バスを改造して作られた移動式ライブバスだとか、超マニアックなクルマも展示されます。
   これがグリフォン かな?

ほかにも1985年以前に生産された、味のある貴重なレトロカーが勢揃いする「昭和レトロカーエリア」に、1986年以降に生産された、今では数えるほどしか現存しない希少な珍車が集まる「マニアックカーエリア」など、昭和を生きたおじさんにとってはノスタルジックな想いに浸れるクルマがたくさん集まります。

子どもが喜ぶアトラクションも充実。飛行機型のユニーク車両や、映画で観たあの名車への搭乗体験など、さまざまなイベントを用意しているので、子どものうちからクルマ好きに育てていくチャンスです(笑)。子どもや孫を連れて、是非とも行ってもらいたいものです。

他にも、ステージエリアではオーナーや開発デザイナーによるトークショーとか、名人の実演による技術デモンストレーションなども行われるし、フリーマーケットや企業フースで、買い物&飲食もできます。レトロカーの販売はもちろん、カー用品、アクセサリー、部品、ケミカル、絶版パーツ、ミニカー、ステッカー、雑誌、カタログなどを用意しているので、細かく見ていけば、ここだけでも1日がつぶれちゃいそうですね。
   大賑わいですね

場所は、大阪市国際フェリーターミナル トレーラー車整理場に設けられる大阪市南港特設イベント会場。入場料は中学生以上の一般が前売り券1,500円、当日券1,800円で、場内で利用できる500円分の金券が付いています。小学生以下は無料。また障がい者手帳を持っていれば本人と付添人1名が無料で入場できます。近隣の駐車場は、普通車1,000円/1日とのこと。入場券はローソンチケット(Lコード:51319)やセブンチケット(セブンコード:078-991)、またはイープラスで入手できます。

若年層のクルマ離れが言われていますが、普段ではなかなか見ることができないマニアックなクルマを見たり、オーナーと交流したりすることで、改めて昭和に活躍したクルマを振り返り、日本の誇るべきクルマ文化を子どもや孫の世代に継承することを目指したこのイベント。ぜひ、家族で出かけて、みんなでクルマ文化を共有していきましょう。
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